【開催報告】東北大学グリーン未来創造機構シンポジウムVol.5 「宇宙シンポジウム」
2024年9月24日(火)室町三井ホール&カンファレンス(東京日本橋)にて、『グローバルな宇宙産業における競争力の強化ー東北大学の最新宇宙研究ー』という主題のもと、現在の東北大学の宇宙研究をけん引する先生方、学生団体、ベンチャー企業から講演者をお迎えし、シンポジウムを開催しました。
グリーン未来創造機構 湯上浩雄機構長の開会挨拶を皮切りに、各プログラムへと入りました。
トップバッターは工学研究科 准教授の桒原 聡文先生。「軌道上サービス技術が拓く宇宙インフラの将来展望」というタイトルでご講演いただきました。
次に大学発の宇宙スタートアップ企業である株式会社Elevation Space CEOの小林 陵平様より、「誰もが宇宙で生活できる世界への挑戦」というタイトルでご講演いただきました。
未来科学技術共同研究センター特任教授 千葉 晶彦先生には「 月面環境における金属積層造形の可能性〜地上と宇宙環境における金属積層造形の比較検討〜」としてご講演いただきました。
最後に、”University Rover Challenge (URC)”2024年大会に日本初出場を果たした、大学の枠を越えた学生プロジェクト ARES Project の片男浪 輝大様(工学部4年)より「ARES Project ~火星探査機世界大会への挑戦~」としてご講演いただきました。
講演後のポスターセッションも、会場にはARES Project様の探査機のアームやタイヤなどの展示もあり、定員の100名を超える多くの参加者と、会場入口のサイネージを見ていらしたという飛び入りのお客様で大変にぎわっていました。
参加者の皆様からは、「東北大学の宇宙事業や、今後のトレンドに関する情報を得ることができた。」「名刺交換を通して先生方との交流ができた。」「講演が大変面白くためになった。」などの感想をいただきました。講演会、ポスターセッションとも大変盛り上がり盛会のうちに幕を閉じました。