グリーンクロステック研究センターの新設
国立大学最大級のサイエンスパーク整備に向けた
グリーン分野における新たな産学共創の場の形成
センター長挨拶
センターの強み
グリーンクロステックセンターの有する
5つのアドバンテージ
- 社会実装に近い研究及び、多くの産学連携実績を有する学内外の研究者を招聘
- 次世代放射光(ナノテラス)、クライオ電子顕微鏡などの世界唯一の研究環境との連携
- 国立大学最大級のサイエンスパーク型研究開発拠点での活動
- 共創研究所群によるon campus企業活動
- スタートアップエコシステム形成への強力な取り組みを基盤として、
フラウンホーファー型研究センターを形成する十分な実績を有する。
研究プロジェクト
先端計測・計算・データ科学融合を基盤とする
グリーンクロステック研究プロジェクト
グリーン課題に対して、次世代放射光(ナノテラス)等で得られた先端計測データを、
先進的な解析を経由することで高質なデータとして保存し、利活用するクロステック研究を産学共創体制の下で推進する。
企業では容易に行えない原理解明を基盤に、企業課題を解決するグリーンクロステック研究を組織内に体系化し、プラットフォーム化することを可能とする産学共創のイノベーションセンターを構築する。
システム・量子デバイス研究部門
足立 幸志 教授
機能マテリアル基盤デバイス創成
メタマテリアルによる光波・テラヘルツ波制御の革新
【研究内容】
NanoTerasuを利用したメタマテリアルのアトム・ナノスケール計測とフィジカル・サイバー融合社会の実現
トライボロジー基盤システム創成
自己治癒型摩擦界面によるグリーン摩擦システムの革新
【研究内容】
トライボケミカル協奏反応の基礎科学構築とその制御のための材料・表面・界面設計技術の構築
ソフト・機能マテリアル研究部門
岡部 朋永 教授
高度循環マテリアル(SIP)
資源循環性を念頭に置いたソフトマテリアル素材開発
【研究内容】
NanoTerasuを利用したプラスチック素材の循環特性に関する評価
コンポジット(ナノ・タイヤ)
CE実現を加速するための複合素材の計測計算融合
【研究内容】
異種材料(無機フィラー・有機材料)の変形応答解析ツール構築
次世代インフラ研究部門
久田 真 教授
環境配慮型建設材料(GI)
地産地消・CNに貢献する環境配慮型建設材料の創成
【研究内容】
Nanoterasuを利用したコンクリート材料の物性・反応メカニズムに関する評価
原料調達の制約から解放された地産地消を可能とする環境配慮型建設材料の創成
<01_CO2_SUICOM>
To Achieve global Carbon Neutrality - Dynamic Innovation
COP26での日本政府のPVのキャプチャー
URL:https://www.youtube.com/watch?v=jdZiz-Egt9g
次世代インフラ材料の性能評価
情報/エネルギー連携を可能とする建設材料の性能評価
【研究内容】
コンクリート材料に要求される磁性等の次世代性能評価技術の構築
Society 5.0におけるモビリティと交通インフラとの連携に必要な性能の評価
<02_Society5_0>
内閣府 Society 5.0動画「未来社会」動画1(6分53秒)のキャプチャー
URL:https://wwwc.cao.go.jp/lib_006/society5_0/society5_0_mirai2.html
グリーンエネルギー基盤材料研究部門
高村 仁 教授
エネルギー・機能材料
CNのためのグリーン水素製造・ソーラーフューエル・電池材料開発
【研究内容】
NanoTerasuや固体NMRを活用し電池・触媒等のエネルギー創製・変換・貯蔵材料を開発
情報関連基盤材料
次世代エレクトロニクスのための機能材料開発
【研究内容】
計算科学や先端材料プロセス技術を駆使し半導体・メモリ・センサ・アクチュエータ材料を開発
メンバー
システム・量子デバイス研究部門
- 足立 幸志(部門長):http://www.tribo.mech.tohoku.ac.jp/
- 角田 匡清:https://www.ecei.tohoku.ac.jp/tsunoda/
- 水谷 正義:https://mmlab.mech.tohoku.ac.jp
- 野木 高(協同油脂株式会社):https://www.kyodoyushi.co.jp
- 金森 義明:https://web.tohoku.ac.jp/kanamori/
- 丸田 薫:http://www.ifs.tohoku.ac.jp/enerdyn/jp/
- 黒田 理人:https://felectronics.ecei.tohoku.ac.jp
- 佐々木 信也:https://tribo-science.com
ソフト・機能マテリアル研究部門
- 岡部 朋永(部門長):http://www.plum.mech.tohoku.ac.jp/toppage.html
- 鈴木 研:http://www.miura.rift.mech.tohoku.ac.jp
- 大月 正珠(株式会社ブリヂストン):https://www.bridgestone.co.jp
- 小林 広明:https://www.cal.is.tohoku.ac.jp
- 大林 茂:https://www.ifs.tohoku.ac.jp/edge/
- 高田 昌樹:https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/takata/html/
- 高山 裕貴:https://www.sris.tohoku.ac.jp/researchers/takayama_yuki.html
- 伊藤 耕三(東京大学):http://www.molle.k.u-tokyo.ac.jp
- 梅津 光央:http://www.che.tohoku.ac.jp/~prn/
- 星野 大樹:https://www.sris.tohoku.ac.jp/researchers/hoshino_taiki.html
- 河井 貴彦:https://researchmap.jp/7000016065
- 田丸 浩:https://www.ytamaru-kun.com
次世代インフラ研究部門
- 久田 真(部門長):https://tohoku-concrete.tech/members
- 前田 匡樹:https://www.maedalab-tohoku-u.com/
- 丸山 一平(東京大学):https://arch.t.u-tokyo.ac.jp/lab/maruyamalab/
グリーンエネルギー基盤材料研究部門
- 高村 仁(部門長):https://ceram.material.tohoku.ac.jp/takamuraken/
- 齊藤 雄太(若手アカデミー部門兼務):https://kinoudenshi.material.tohoku.ac.jp/
- 冨重 圭一:http://www.che.tohoku.ac.jp/~erec/
- 須藤 祐司:http://www.sutou-lab.jp
- 川田 達也:http://www.ee.mech.tohoku.ac.jp
- 佐藤 一永:https://web.tohoku.ac.jp/ecslab/
産学官共創企画室
- 松尾 良夫:https://www.r-info.tohoku.ac.jp/ja/d46e702721d16e8d7e47c00020cd6191.html
- 輿 恵理香:https://www.r-info.tohoku.ac.jp/ja/8135c952ef88a07326ca0f67c50d2b7c.html
若手アカデミー
- 好田 誠:https://kohdalab-material-tohoku.jp
- 菊地 謙次:http://www.bfsl.mech.tohoku.ac.jp/index_jp.html
- 白須 圭一:https://web.tohoku.ac.jp/tohmyoh/member/member.html
- 中野 貴文:https://spin.apph.tohoku.ac.jp/members
- 菅 恵嗣:https://www.che.tohoku.ac.jp/~mpe/members.html
- 林 大和:http://www.che.tohoku.ac.jp/~aim/hayashi/index.html
- 宮本 慎太郎:https://tohoku-concrete.tech/members
CoSMIC
研究概要
マテリアルズインテグレーション(MI)システムとは、材料工学手法に実験及び理論計算に基づいたデータ科学を活用して、計算機上でプロセス・組織・特性・性能をつないで材料開発を加速する統合型材料開発システムであり、計算機上で材料の諸事象をバーチャルに再現することで、材料開発の時間短縮・コスト低減を主目的としています。
CoSMIC(Comprehensive System for Materials Integration of CFRP)は炭素繊維強化プラスチック(CFRP)を取り扱うMIシステムとして、東北大学が中心となり開発が進められています。これまでに航空機構造用のCFRP設計をターゲットとした12個のモジュールを開発してきており、原子・分子スケールから機体構造までのマルチフィジックス/マルチスケールシミュレーションが可能です。今後はユーザーニーズの高まりに応え、航空機産業以外の製品開発を支援するためのモジュール開発も進めていきます。