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東日本大震災から12年目を迎えるにあたって

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『未来を見据えて、ともに』

東日本大震災により犠牲となられた方々とそのご家族の皆様に心よりお悔やみ申し上げます。

東日本大震災発生から今年で12年が経ちます。
 
10年目を迎えた際には「節目」として取り上げられることが多くありました。
 
区切りを付けたいもの、付けたくないもの、そして付けられないもの、みながそれぞれ抱えています。

しかし、どれだけの年月が経とうとも、私たちアカデミアが果たすべき役割は、災害の経験から得た教訓を活かし、知見を用いてあらゆる課題解決へ挑戦することに変わりはありません。

本学は、「社会とともにある大学」というアイデンティティの下、人々の気持ちに寄り添いながら、産・官・学・民のネットワークをもって、人々が安心して心豊かに暮らすことのできるグリーン未来社会の実現に取り組み続けます。

東北大学 総長 大野 英男



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