SDGs未来都市東松島市の8つの小学校・340名の児童を対象に体験型SDGs出前授業を実施します
東北大学大学院 国際文化研究科 国際政治経済論講座の劉研究室は、東日本大震災直後から被災地の小学校で出前授業(復興教育)を実施してきました。2019年からはSDGs未来都市の東松島市の小学校を対象に、持続可能性と資源循環をテーマに、多様なアクターが協力して、産学官連携で体験型SDGs出前授業を実施しています。
持続可能な開発目標(SDGs: Sustainable Development Goals)、脱炭素(Cabon Neutrality)、循環経済(Circular Economy)の達成が求められている中、被災地の子供達に持続可能性と資源循環の重要性をわかりやすく説明し、多様なプラごみ、再生資源、材質の識別装置、使用済み自動車由来の廃棄物資源や自動車部品、リユースパソコン、電子廃棄物などに直接触れる機会を提供することは、通常の授業では得られない貴重な体験ができます。この産学官連携による出前授業は10年以上持続的に実施されており、持続可能なまちづくり、地方創生、循環経済の実現に大きく貢献できる取り組みです。
体験型SDGs出前授業の今後のスケジュールは下記の通りです。
【日時・場所】
1 大塩小学校 6月24日(月) 9:35~11:25
2 矢本東小学校 6月24日(月)13:25~15:00
3 矢本西小学校 6月25日(火) 9:30~11:20
4 大曲小学校 6月25日(火)13:20~14:55
5 赤井南小学校 7月 8日(月) 9:30~11:20
6 赤井小学校 7月 8日(月)13:40~15:15
7 宮野森小学校 7月 9日(火) 9:15~10:50
8 鳴瀬桜華小学校 7月 9日(火)13:45~15:20
尚、この授業には、MS&ADインターリスク総研株式会社、株式会社コバヤシ、株式会社青南商事、株式会社ヨシムラ、静岡大学、芝浦工業大学、日本システムケア株式会社、宮城県産業技術総合センター(アップグレードリサイクルコンソーシアム)(五十音順・敬称略)が参画しています。