Green Technology

燃料アンモニアプロジェクト

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プロジェクトリーダー

教授

小林 秀昭|Kobayashi Hideaki

流体科学研究所

概要

肥料や化学原料であるアンモニアの大規模製造技術が開発されたのは100年前ですが、エネルギー源としての利用ほとんどありませんでした。気候変動問題が議論されるようになって水素キャリアとしての有用性が検討され、その後2014年から5年間実施されたSIPエネルギーキャリアプロジェクトにおいて、アンモニアを直接燃焼させても窒素酸化物排出を抑制できる燃焼技術が開発されました。これ以降脱炭素燃料として注目され、2020年にはグリーン成長戦略に燃料アンモニア産業がはじめて明記されました。本プロジェクトでは、SIPエネルギーキャリアを先導した実績を基に、グリーンイノベーション基金プロジェクト、NEDOアンモニア工業炉プロジェクト、環境省のアンモニアマイクロガスタービンによるゼロエミッション農業技術実証など、様々なアンモニア燃焼の技術開発と実証研究を進めるとともに、流体科学研究所が実施するJSPS Core to Coreプログラムにおいてアンモニア燃焼と耐アンモニア材料の国際研究拠点形成を進めるなど、基礎および応用の両面から脱炭素社会実現に向けた燃料アンモニアプロジェクトを推進しています。


【関連ホームページ】 
研究室HP:https://www.ifs.tohoku.ac.jp/jpn/research/dv_ifs-gcore/hsrfl/
Core-to-Coreプログラム:https://www.ifs.tohoku.ac.jp/c2c/jpn/
統合流動科学国際研究教育センター:https://www.ifs.tohoku.ac.jp/jpn/research/dv_ifs-gcore/